仕事をしていると、分からないことは必ず出てきます。

特に、会計や税務の仕事は専門的な言葉も多く、
初めてこの業界で働く方にとっては、分からないことがあって当然です。

では、分からないことがあったときにどうするか。

私たちは、「聞く」ということも仕事をする上で大切な力の一つだと考えています。

分からないまま仕事を進めてしまえば、間違いにつながることがあります。
小さな間違いであれば修正できますが、その数字をもとに顧問先様が何かを判断されることもあります。

だからこそ、分からないことや判断に迷うことがあれば、周りに確認することが大切です。

私たちの事務所でも、

「これで合っていますか?」
「こう考えたのですが、どうでしょうか?」
「ここが分からないので教えてください」

そんな会話は日常的にあります。

ただ、私たちは何でもすぐに人に聞けば良いとも考えていません。

まずは自分なりに調べてみる。
少し考えてみる。
そのうえで分からなければ聞いてみる。
そして、教えてもらったことを次の仕事に生かしていく・・・

この繰り返しが、少しずつ自分で判断できることを増やしていくのだと思います。
(※「確信培養」(TKC全国会 飯塚 毅 氏))

経験を積めば積むほど、ご相談を受ける内容も難しくなっていきます。
税法を調べても判断に迷うこともありますし、一人では答えを出せないこともあります。

そんなときには、経験年数に関係なく周りに相談します。

私たちが大切にしているのは、「分からないことがない人」になることではありません。

分からないことに気付き、調べ、考え、必要であれば周りの力を借りながら、きちんと答えを出していくことです。

そして、誰かから質問されたときには、自分が分かることであれば力になる。

そうやってお互いに知識や経験を共有することで、一人でできること以上の仕事ができるようになります。

会計事務所の仕事には、勉強しなければならないことがたくさんあります。
何年仕事をしていても、新しく知ることがあります。

だからこそ、「知らないことがある」ということを必要以上に怖がる必要はないと思っています。

大切なのは、そのままにしないこと。

分からなければ、調べる。
考えて、それでも分からなければ、聞く。

その積み重ねが、いつの間にか自分の知識や経験になっていきます。

「聞く」ことも、「教える」ことも、私たちの仕事の一部です。