6月12日に2020年度第2次補正予算が成立しました。

主なものの概要です。

 

◆雇用調整助成金の特例措置の拡大

特例の期間を6月末→9月末へ延長。8,330円の上限額を15,000円まで引き上げ。

 

◆休業支援金

休業手当を受け取れない人に対して、国が直接給付。

 

◆資金繰り支援

無利子・無担保融資枠を拡充。

 

◆持続化給付金の対象拡大

今年1月から3月末までに創業した事業者や、所謂フリーランスで収入を

「雑所得」や「給与所得」として確定申告していた人を対象に追加。

 

◆家賃支援給付金

売上が去年より1ヶ月で50%以上減少、もしくは3ヶ月で30%以上減少した場合に

原則、賃料の3分の2を半年間給付(中堅・中小企業は月50万円、個人事業主は25万円を上限)

※複数の店舗を借りている場合は、中堅・中小企業は月100万円、個人事業主は50万円を上限)

 

石川県でもコロナ対策の費用、事業における新しい取り組みへに対する費用、

個人が県内を旅行する場合の費用など、様々な補助が既に打ち出されており

7月以降に新たに予定されているものもあります。

 

引き続き支援策が講じられることとなりましたが

肝心の売上(収入)は、すぐにコロナ前に戻ることは無さそうです。

また、補助・助成・給付を行い、業績悪化等に伴う収入減で税収が減るため

その先には負担増が見えています。

 

ともかく、まずはこれらの支援を確実に受けること、

そして、これから『攻めに転じる』こと、の両方が大切ですね。